

気が利いているのに無理がない、新しい選択肢をお届けします。

日本とノルウェー プラスチックリサイクルが進んでいるのはどっち?
日本とノルウェーのプラスチックリサイクルはどちらが進んでいるかご存知でしょうか?各国が公開しているデータを元に比較すると、日本のプラスチックリサイクル率は85%(2019年)、一方のノルウェーは45%(2018年)と、日本がリードしています。でも、実は基準が違うんです。プラスチックのリサイクルは「マテリアルリサイクル」(プラスチックを溶かし、もう一度原料として利用)、「ケミカルリサイクル」(化学工場や製鉄所などで原料として利用)、「サーマルリサイクル」(固形燃料にしたり、焼却するなどして熱を発電などに利用)の3種類ありますが、日本の数字はそれら3種類の総和です。一方、ヨーロッパではサーマルリサイクルはリサイクル率に含まれていません。また日本の場合、サーマルリサイクルが多くを占めていることも問題といえます。なぜならサーマルリサイクルはプラスチックを燃やして熱回収、その熱をエネルギーとして利用しているため、CO2を排出しちゃっているからです。日本はヨーロッパに比べると、まだまだプラスチックをリサイクルできていないのが現状です。それでもここ最近は、日本でも各企業がプラスチックの“使い方”を改めています。3R(Reduce、Reuse、Recycle)をより徹底すること。また代替の素材としてバイオ原料や紙などの活用を進めたり、プラ容器の回収サービスや、使い捨て容器を使用しない量り売りで商品を販売したりする企業も出始めています。日本も欧州に負けないくらいプラスチックリサイクルが進むといいですよね。そのためにできること。どの企業がリサイクルを「頑張っている」のか。その視点で、商品を選ぶのもいいかもしれません。
日本とノルウェー プラスチックリサイクルが進んでいるのはどっち?
日本とノルウェーのプラスチックリサイクルはどちらが進んでいるかご存知でしょうか?各国が公開しているデータを元に比較すると、日本のプラスチックリサイクル率は85%(2019年)、一方のノルウェーは45%(2018年)と、日本がリードしています。でも、実は基準が違うんです。プラスチックのリサイクルは「マテリアルリサイクル」(プラスチックを溶かし、もう一度原料として利用)、「ケミカルリサイクル」(化学工場や製鉄所などで原料として利用)、「サーマルリサイクル」(固形燃料にしたり、焼却するなどして熱を発電などに利用)の3種類ありますが、日本の数字はそれら3種類の総和です。一方、ヨーロッパではサーマルリサイクルはリサイクル率に含まれていません。また日本の場合、サーマルリサイクルが多くを占めていることも問題といえます。なぜならサーマルリサイクルはプラスチックを燃やして熱回収、その熱をエネルギーとして利用しているため、CO2を排出しちゃっているからです。日本はヨーロッパに比べると、まだまだプラスチックをリサイクルできていないのが現状です。それでもここ最近は、日本でも各企業がプラスチックの“使い方”を改めています。3R(Reduce、Reuse、Recycle)をより徹底すること。また代替の素材としてバイオ原料や紙などの活用を進めたり、プラ容器の回収サービスや、使い捨て容器を使用しない量り売りで商品を販売したりする企業も出始めています。日本も欧州に負けないくらいプラスチックリサイクルが進むといいですよね。そのためにできること。どの企業がリサイクルを「頑張っている」のか。その視点で、商品を選ぶのもいいかもしれません。

「僕は、漆の可能性を信じている」
明治42年創業、京都のうるし屋「堤淺吉漆店」さんが漆を塗ったスケートボードをつくっています。これがめちゃくちゃかっこいい。漆特有の光沢感とぬくもり。プラスチックや普通の木材の板では出せない風合いです。自分の“スタイル”が表れる傷ついたデッキも愛着が湧いてしまうけど、漆だから傷ついたり壊れた部分も修理できちゃう。もはや一生モノのスケートボードです。「堤淺吉漆店」の堤卓也さんは漆産業の再生を願い、漆の素晴らしさを伝えるためにこのスケートボードをつくったと言います。「漆はここ日本で、縄文時代から続く伝統産業。にも関わらずこの50年で、なくなりそうなくらいに落ちこんでしまいました。なんとか残したいし、大量消費型の社会の今だからこそ、必要性が高まっていると思うんです」漆は漆器、茶道具だけでなく、歴史的な文化財や建造物の修復にも使われていることからわかるように、木材をいつまでも美しく朽ちさせない「効果」があります。まさに日本古来の、サステナブルな天然塗料なんです。「堤淺吉漆店」ではスケートボード以外にも、漆の魅力を感じることができる、プロダクトを提案しています。山林循環のために伐採した木材の端材を活用し、漆を塗ることで耐久性と抗菌性を高めた使い捨てないストロー。欠けたり割れたりした器を、漆を使って修復する伝統的な技法「金継ぎ」を自宅で体験できる本格的な金継ぎキット。あなたのサステナブルな生活に、漆を取り入れてみませんか?
「僕は、漆の可能性を信じている」
明治42年創業、京都のうるし屋「堤淺吉漆店」さんが漆を塗ったスケートボードをつくっています。これがめちゃくちゃかっこいい。漆特有の光沢感とぬくもり。プラスチックや普通の木材の板では出せない風合いです。自分の“スタイル”が表れる傷ついたデッキも愛着が湧いてしまうけど、漆だから傷ついたり壊れた部分も修理できちゃう。もはや一生モノのスケートボードです。「堤淺吉漆店」の堤卓也さんは漆産業の再生を願い、漆の素晴らしさを伝えるためにこのスケートボードをつくったと言います。「漆はここ日本で、縄文時代から続く伝統産業。にも関わらずこの50年で、なくなりそうなくらいに落ちこんでしまいました。なんとか残したいし、大量消費型の社会の今だからこそ、必要性が高まっていると思うんです」漆は漆器、茶道具だけでなく、歴史的な文化財や建造物の修復にも使われていることからわかるように、木材をいつまでも美しく朽ちさせない「効果」があります。まさに日本古来の、サステナブルな天然塗料なんです。「堤淺吉漆店」ではスケートボード以外にも、漆の魅力を感じることができる、プロダクトを提案しています。山林循環のために伐採した木材の端材を活用し、漆を塗ることで耐久性と抗菌性を高めた使い捨てないストロー。欠けたり割れたりした器を、漆を使って修復する伝統的な技法「金継ぎ」を自宅で体験できる本格的な金継ぎキット。あなたのサステナブルな生活に、漆を取り入れてみませんか?

脱炭素へ、世界の取り組みまとめ。
脱炭素へ、世界の取り組みまとめ。 【フランス】短距離の国内線空路を廃止 【ドイツ】二酸化炭素の排出量を可視化 【カナダ】2030年までにゼロ・プラスチックを実現 【イタリア】「気候変動」についての授業を必修科目に 世界では具体的なアクションが続々。 日本のこれからの対応に注目。
脱炭素へ、世界の取り組みまとめ。
脱炭素へ、世界の取り組みまとめ。 【フランス】短距離の国内線空路を廃止 【ドイツ】二酸化炭素の排出量を可視化 【カナダ】2030年までにゼロ・プラスチックを実現 【イタリア】「気候変動」についての授業を必修科目に 世界では具体的なアクションが続々。 日本のこれからの対応に注目。